転職を始めた当時の年齢
21歳
性別
女性
転職前の職業
介護福祉士
転職を考えたきっかけ
専門学校を経て資格を取り、介護福祉士として働いていました。
実際仕事に誇りを持って働いていましたし、毎日が楽しく充実していました。
しかし、家庭環境が悪く精神的に病んでいきそのうえ職場でも上司と先輩の間に板挟みになり毎日気を使う日々。
そんな毎日に疲れてしまい通院するようになりました。
ですが、一向に症状が良くなることはなくむしろ悪い方向に向かっていきました。
そしてとうとう自分の精神が決壊してしまったのです。
禁酒を医者から言われていたのに、アルコールと薬を多量に服用し自分の腕を傷つけていました。
その所為で、入院を余儀なくされ住んでいるところを引越し、転職することを決めたのです。
転職前に不安だったこと
やっと仕事に慣れ始め、職場での信頼関係が築けてきたのに新しいところで一からやり直すことには不安がありました。
人間関係はもちろん、仕事は覚えられるのかとかまた体調を崩して職場の人たちに迷惑をかけるんじゃないのかとかさまざまなことが不安でした。
しかし、実際転職をして働き始めると今まで不安だったことが嘘のように順調にいきました。
職場の人たちみんなが優しく教えてくれて、仕事内容も焦ることなく自分のペースで覚えられました。
体力面ではやはり入院の期間があったので衰えていましたが、仕事量も多すぎず無理なく続けられたので良かったです。
介護福祉士とは違い転職後は接客業だったのですが、お客様とのコミュニケーションもうまく取れていたので段々と顔や名前を覚えてもらうようになり、信頼関係も築けています。
私はこうやって転職活動をしました
まず一番力を入れたのは、自分の体調面を万全にすることです。
体力面も衰えていたので、毎日少しずつ体力作りをして体内バランスと精神的な余裕を整えていきました。
その次に、さまざまな求人を見てはエゴサーチをしていきました。
職場の雰囲気はどうか、お客様から見て求人先はどうかなど自分が働くうえで自分に合う職場を探すのに力を入れました。
求人先が決まったら、自分の第一印象を良くするために見た目から整えていきました。
また、前職をなぜやめたのかやなぜ資格があるのに介護福祉士として働かないのかなど自分の気持ちを正直に正確に伝えられるようにまとめました。
そして、とにかくさまざまな求人を見て候補として挙がったところには実際に現場まで出向いてみてみたりしました。
転職で最も苦労したこと
もっとも苦労したことは自分に精神的な病歴があることです。
やはり、自分にとって病歴はとても大きな問題であり、印象を決める大事なものなので繊細に扱っていました。
もしかしたら、正直に言うとそれを理由に断られるかもしれないなど不安も大きかったです。
それらをいかに自分の味方にするか、相手にとっていい印象を与えられるかに頭を抱えるほどでした。
また、資格を持っていながら異色の職業に転職するということで、面接時にどういう風に答えれば印象を悪くせずに済むか考えることにも苦労させられました。
ですが、実際のところ自分が思っていたほど難しくはなかったです。
正直な気持ちと熱い熱意をどういう風に相手に伝えるかが重要だと気づきました。
今の転職先に決めた理由
一番は人間関係にあまり悩む必要がなかったからです。
精神的に疲れてしまうとまた前のように体調を崩してしまうので、一番は人間関係がいいところということです。
また、体力的に無理じゃないということです。
あまりにも体力を使う仕事では自分に余裕を持てなく、笑顔で仕事ができないからです。
サービス残業は当たり前、休日出勤は当たり前というところではなく、働いたら働いた分だけお給料が出て、休日は休日でしっかりと休むことができるということも転職を決めた理由です。
そして、人と接する仕事が好きなため自分の性格に合っていると思ったからです。
やはり、自分の性格上楽しく仕事ができなければ続けていられないので接客業という職に魅力を感じ転職を決意しました。
転職してよかったこと
現在転職後、精神的苦痛から解放されたように感じます。
今までのように、“私がしっかりしなくちゃ”など責任感がのしかかり毎日息をするのがやっとな生活ではなく、適度に息抜きができ現在では笑顔で仕事をすることができるようになりました。
また、休みの日もしっかりと休むことができ家でもしっかりと自分の居場所ができたため、仕事でたまった疲れを癒すこともできます。
仕事内容も、自分のペースで無理なくできわからないところがあると気軽に相談できる相手もできました。
今では自分が教える立場となって充実した仕事ができるようにもなりました。
お客様や生産者様たちからも顔と名前を覚えてもらえるようになり、良好な人間関係を築けていると思っています。
転職を成功するためのアドバイス
まず、自己分析をしっかりとすることです。
そうすることで、自分の性格や、嫌なこと好きなことが明確となりあう職業を絞ることができます。
職業を絞ることができたら次は本当に自分がその職業でやっていけるかイメージすることです。
イメージができればまず合わないということにはなりません。
そして、実際に自分の足で候補先に出向いてどんな雰囲気なのかどんな仕事を実際にしているのかをよく観察することです。
そうすることで、自分の中のイメージとの誤差を修正することができます。
そこまでしたら、あとは自分をいかに相手に上手に魅せることができるかにかかってきます。
辞めた理由を正直に伝え、候補先に自分の熱い熱意を丁寧に伝えてみてください。
そこでもし、断られればそこまでの職場だったということで、次につなげてみましょう。
転職を考えている皆さんに、どうかいいご縁がありますように。
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