残業月200時間!27歳の製造業設計業務の男性が転職を成功させた方法と注意点!

転職を始めた当時の年齢

27歳

性別

男性

転職前の職業

製造業設計業務

転職を考えたきっかけ

新卒で入社した会社でしたが、勤めて半年もしないうちに仕事が忙しく家に帰れないという経験をしました。

それからは毎月100時間ほど平均で残業していましたが、辞めることになった年には月200時間を超えることもあり、精神的にも肉体的にも正直おかしくなっていきました。

そんなある日遂にどうにもならない状態になり、起き上がることが出来なくなり過労と診断されてからは、休みがちになってしまいました。

周りの同僚には気にしてくれる人も居ましたが、少数ながら休むのを咎める人も居ました。
その人たちからは決まって”皆やっているのに、自分だけ体調不良とか言って休むのはどうなのか?”といういかにも精神論で何とかなるという言い方でした。

結局は体調が戻らず辞めることになりましたが、悪く言う人たちの言い分は聞く気がしませんでした。

転職前に不安だったこと

過労が原因で体を壊したため、同じような職業に就くのにはちょっと抵抗があり(少しトラウマ気味になっていました)考えられませんでした。

思い切って設計業務から製造の現場という異業種に行くことにしたのですが、候補とした次の会社は他の県で、住んだことのないところでしたので知り合いもおらず、”これからうまくやっていけるのだろうか?また辞めることにはならないだろうか?体を壊すようなことにならないだろうか?”と仕事や住むところに関してかなり不安だったのを覚えています。

因みに最初の会社では川崎市に住んでいましたが、次の会社は山梨県ということで住むところの環境もかなり違いました。

周りにはコンビニが無い様な山の中でしたので、仕事に慣れることが出来るかよりも、飽きないかどうかを心配していました。

私はこうやって転職活動をしました

出身地は東北地方の中堅都市でしたので、ゆくゆくはUターンしたいと考えていました。
最初の会社で首都圏に行くことになったのはある意味修行と言うことで行っていました。

その会社も辞めてしまったことにより、このまま地元に帰って就職先を探すかどうするかと考え、地元のハローワークに行ったときに、Uターン説明会が新宿で行われると言うことで、その説明会に参加しました。

その時社長にに”会社は山梨だけど私の地元の隣りの市に、工場を建てたいと思っているのでどうでしょうか?”と言うことでした。

最初の会社で失敗したばかりでしたので慎重になっており、”会社を見学させていただいてから決めたいと思っています”と言うことで話をしました。
因みに私の就職活動は主にハローワークで行っています。

転職で最も苦労したこと

実は今まで転職は数回行っていますが、もっとも苦労したこととしてはやった事が無い仕事にいかに早く慣れるか?と言うことでした。

同じ業種や職種で渡り歩いたわけではないので、次の会社に就職イコール初めて行う仕事と言うものでした。
当然やったことが無いので、最初は要領が悪く、どうせ続かないなどという悪口や話掛けても無視されるような除け者にされたりと、いまでいう嫌がらせやイヤミなどは日常茶飯事でした。

大体そのような人たちは、そういう行動をしないと生きていけない人間、つまりひとにちょっかいを出す程暇な人、つまらない人間と割り切って相手していませんでした。

そのうち、こちらの方が仕事が出来るようになることで、イヤミや文句などは言われなくなり持ち上げるようになりますが、どこの会社にもイジメる人たちがいるので、誰でも悩むことでは無いでしょうか?堂々としているのが一番いいと思います。

今の転職先に決めた理由

今現在は最初の会社で行っていた製造業の設計業務をしていますが、選定理由として、まずは残業などの勤務時間が多くは無いかを調べました。

その点はCMもやっているほどの大企業と言うことでコンプライアンス違反に関しては人一倍神経質ですので大丈夫でした。

因みに残業としては最大でも100時間を少し超える程度、平均すると40時間ほどですので正直今までの中ではもっとも労働時間としてはいい条件の会社です。

なお業務内容については、設計と言うことで給与もそれなりに高く、生活水準も十分人並みになり得るであろうと思い今の会社にしました。

すでに勤続10年を超えますが、体や精神を壊すようなことは無く楽しみながら仕事が出来ています。
なお収入も安定したことにより結婚も出来ましたので、非常に良かったと思っています。

転職してよかったこと

転職することで前の会社より労働条件や給与が悪くなるということも経験しましたが、今のところが過去に勤めていた中では一番良かったので満足しています。

なお転職することで一番改善したいのは給与面などの労働条件だと思いますが、私の場合やりがいも少し無くし気味でしたので、仕事の内容についても楽しんで出来るような環境であることが重要だと思います。

私の場合最初の会社で経験していたというのもありましたが、やりがいを感じていませんでした。
今の会社の面接時に、どのような仕事をしているのか?楽しめる仕事なのかを重要視して確認しました。

入社してからは経験したことが無い仕事が約半分でしたが、開発の様な仕事でしたので大変な反面、非常にやりがいを感じられるものでした。

以来自分で考えたことが採用されたりと、自分の積極性しだいということもあり、やりがいを感じながら仕事をしています。

転職を成功するためのアドバイス

まずは、今まで勤めていた会社を辞めることになった原因を考えます。
次に次の会社には一番何を求めたいのかを考え、いくつか挙げてみます。

そうすると自分のウィークポイントや長所、短所が出てくるのでこのような仕事は合うのか、合わないのかが段々と分かってくるようになります。

良くありがちなのがWEBの転職サイトの口コミのみを信用して決めてしまうことは良くないと思っています。
私の場合社長なり重役なり会社の考えなどが明確に見えて来ない会社には就職してきませんでした。

結局はビジョンがはっきりしない会社はそれだけ不安要素が多いと言うことになります。
人の意見を聞いて考えの方向性を付けることはいいと思いますが、それだけで100%鵜呑みにするのは良くないと言えると思います。

面接も今まで30回程受けましたが、必ずこちらからは”会社を良くするためにはどのようにしたらいいか社長としての考えをお聞かせください”と質問しています。

常に考えている社長からはスラスラと出てきますが、その点がいい加減な社長は、怒るか適当に誤魔化すかになります。

こちらが質問されるばかりが面接だは無いと思うのでこちらの積極性を同時にアピールする出来るので試してみるといいと思います。
ただし会社の悪口やウワサの確認の様な質問は墓穴を掘ることになりますのでご注意を。

ちなみに、私はリクルートエージェントで転職を成功させました。
好条件の求人がたくさん見つかります。


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