26歳男性がスポーツ用品関連の営業から工場勤務へ転職を成功させた方法と注意点!

転職を始めた当時の年齢

26歳

性別

男性

転職前の職業

営業職

転職を考えたきっかけ

スポーツ用品関係の営業として働いていた私。
26歳当時、交際していた女性(今のカミさん)と、結婚を視野に入れ始めた頃でした。

給料面もさることながら、社会保障が一切ない会社でした。
家族経営の会社だったので、社長、専務、私、そして、専務の奥様が経理をやり、パートのおばさんが一人。

とても小さな会社だったので、そういった保障を設定しなかったようです。

あとから気づいた私もいけなかったのですが、これでは結婚しても不安が大きいな、と思い、転職を考えました。

転職前に不安だったこと

タダでさえキャリア採用自体が厳しい時代でしたので、簡単に次の職業が決るのかどうか?という不安は常に付きまとっていました。

私のような特別な資格を持っていない人間なんてゴマンといますから、どの企業にアプローチして、どのように受け取ってくれるか。

また、会社で働きながらどうやって転職活動をしていくか。
次の職場が決らないことには、転職はできないなと感じていましたので、その辺のバランスが難しかったです。

また、これは私のわがままですが、あまりスポーツ業界からかけ離れた仕事はしたくなかったので、限られたジャンルの中で仕事を探すのに苦労しました。

もっとも、スポーツ分野以外でも、営業職以外ならなんでもやってやろう!という気持ちでいましたが。

私はこうやって転職活動をしました

それまでの仕事が営業職だったので、車で外回りしているときにコンビニに立ち寄り、転職情報誌を買って、目を通していました。

それと、自宅のパソコンで転職サイトに登録し、日々送られてくる情報にも目を通し、気になった会社にはエントリーシートを送ったりと、コンタクトを取り始めました。

仕事と両立しながら転職先を決める、という間逆の作業は時間がなかなかなく、少しずつしか進められないのが歯がゆかったです。

そんな中でも面接まで進んだ会社があり、社内見学も含めてこの日とこの日に来て下さい、と言われたときには焦りました。

都合二日の予定をどうするか?まず1日は休日出勤の代休を充てて、もう1日は「仮病」を使って会社を休んで充てました。

ちょうど前の週の金曜日に体調不良で仕事を早退したのを大義名分にして。

やってはいけない事でしたが、土日では対応できなかったので、こうするしかなかったのです。

転職で最も苦労したこと

次の職場が決ったあとが大変でした。
早めに言わないと会社に迷惑がかかるので、なるべく早く言おうと思いましたが、良くしてもらってた分、なかなかいい出せなくて。

一般的には退社する3ヶ月前にはその旨を伝えるという定説がありましたので、それには従いました。

まず直の上司である専務に退社理由を告げると、「そこまでしているなら引き止めはしない。
決った会社はウチより確実に大きな会社だから、そういう理由ならそっちで頑張ったほうがいい」とむしろ背中を押してくれました。

しかし、社長はかなり腑に落ちなかったようで、退社数日前に、「そういう対応は私に対する宣戦布告だ」とまで言われ、精神的に参りました。

せめて内定してなければ、引きとめようとしていたみたいですが、それすら封じ込めた私のやり方が気に入らなかったようです。

ですので、退社意思を伝えてから実際に退社するまでの3ヶ月は、正直、仕事したという感覚がしなかったです。

今の転職先に決めた理由

もともと、前の会社とも問屋を通じて取引のあった会社で、スポーツ関係の仕事だったので選びました。

そして、募集要項が「工場勤務」だったのが一番の理由でした。
希望していたスポーツ用品関係の営業として、楽しく仕事するはずが、忘れ物をしたり、顧客から嫌われ取引を打ち止めにされたり、自分の営業力は0点なのでは?と自信をなくしていたからです。

俺が営業してると、どんどん会社の看板を汚しているような気がして、何をやっても上手くいっている気がしなくなって、仕事に対して恐怖感しか抱けなくなっていました。

そんな中、「営業じゃない仕事ってどうなんだろう?体制がもっとしっかりしている会社で営業じゃない仕事をして、そこでのし上ってやろう!」と考え始めるようになり、その当時としてはスポーツ業界だし、営業じゃないし、実に最適だ、と判断し、応募しました。

転職してよかったこと

まず、大きな会社に入社できたこと。
社会保障がしっかり完備されていて、組合も組織されているので働いていて安心しました。

普通の会社勤めならこれが当然なのですが、それすら知らなかった知識の無さに恥ずかしさすら覚えましたが、お給料から年金や雇用保険などが引かれていて、ちゃんと正社員として働いているんだな、という普通のことがまず良かった点です。

そして、一緒にはたらく回りの上司や社員、パートさんがいい人たちが多かったこと。
優しく楽しく面白く、仕事を覚えていくことができ、仕事をするには最高の環境でした。

大きな組織は人間関係でギクシャクしたりすると聞いたことがありますが、私に限ってはそのような感じは受けませんでした。

むしろ、みんなと仲良く仕事ができていることは、何より自分自身にとっていいことだと思っています。

転職を成功するためのアドバイス

まず、どのようにして転職活動をするか、回りによく吟味しましょう。

私のように仕事と同時進行するのも悪くはありませんが、同じように二の舞をふむ可能性もあります。

辞めるまでの期間に嫌がらせを受けたりする、という情報もネットの書いてあるくらいなので、転職活動を同時に行うか、しっかり退職してから行うか、よく考えたほうがいいと思います。

身近にそのような経験者がいれば、一度相談してみるといいでしょう。

また、今ではネットでの情報が溢れ返っていますが、いかに自分のやりたい事を整理して、それに見合った仕事を見つけ出せるか、これも重要です。

待遇面も含め、今の会社の待遇とどう変わってくるか。よく比較しましょう。
「辞めようと思っています」と告げて、待遇を変えてくれる職場もありますので、現時点の仕事を見直すことも必要だと思います。

いずれにせよ、焦ることなく、じっくり自分と見つめ合うことが大事だと思います。

ちなみに、私はリクルートエージェントで転職を成功させました。
好条件の求人がたくさん見つかります。


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