転職を始めた当時の年齢
24歳
性別
女性
転職前の職業
消費者金融での営業事務
転職を考えたきっかけ
新卒でやっと内定をもらえた会社で、入社した頃はどんなことでも頑張れる!と思っていしまた。
実際、入社1年目はほとんど雑務でお客様と接する機会もほとんどなく上司や先輩もとても優しく、定時であがれたのでいい会社に入れてよかったと思っていました。
でも2年目になった頃から少しずつ状況は変わり始め、それまで先輩がしてくださっていたクレーム処理や残業が増えていき、気づけば23時頃まで会社に残るのが普通になっていました。
消費者金融という職業上顧客に追加融資の連絡をすることもあり、電話で名乗った途端怒鳴り返されたことやもう連絡してこないでくれと泣きながら懇願されたこともありました。
そんなことが何日も続くと次第に借金を勧めることがとても心苦しくなり、朝起きるたびに呼吸困難になるようになってしまい家族や友人の強い後押しもあって転職する道を選びました。
転職前に不安だったこと
まず転職の手続き方法が分からず、上司に退職する旨の相談や報告をどう切り出したらいいのか悩みました。
先輩にも上司にも入社以来ともてよくしていただいていたので、なんだか裏切ってしまうような気がしてなかなか言い出せなかったんです。
それに転職先がすぐに決まるとも思えず、もしずっと無職のままだったらどうしよう、これからさき生活できるのかも不安でした。
仕事をしながら次の仕事を見つける時間が本当になく、ハローワークに行く余裕もネットで情報を得る余裕もなくただつらい毎日が過ぎていくだけでした。
そんなある日、車で通勤途中に事故に巻き込まれ入院することになったんです。
怪我の功名といいますか、これがいい機会になり入院中に上司に電話で退職を考えていることを相談しました。
緊張しましたが上司は怒ることもガッカリすることもなく、ただ「そうか」とだけ言っていました。
ここ数か月の私の様子がおかしかったのでもしかしたらと思っていたようです。
私はこうやって転職活動をしました
上司に相談報告がすむと心のつかえがスッと取れ、モヤがかかったようだった頭がすっきりして自分が何をすべきなのかを冷静に考えるとこができるようになりました。
思いがけず時間ができたので、入院中の時間を活用して転職に必要な情報をネットで集めたり今後どうなるのかなど同じような経験をした人たちのブログを読んでみたり、ハローワークや求人サイトを毎日細かくチェックしていました。
退院するまでは自由に行動できないので、とにかく今どういう求人があるのか正社員での雇用はどの程度かを調べ少しでも前進できるうよう情報を集めました。
退院後、退職の手続きは思った以上にすんなり終わり、まずハローワークで失業保険の手続きをしました。職員の方と相談して自分に向いている職業を探してもらったり、求人情報誌で気になった募集があればチェックしたりと積極的に行動できたと思います。
転職で最も苦労したこと
正直、新卒か新卒でないかは私にはあまり影響がありませんでした。
ただ私が30歳を超えていたらまた違った結果だったかもしれません。
失業保険がいただける期間内に転職すると決め、積極的に何社も面接を受けに行きました。
でも合否連絡を待っている期間に前職のつらかったことを思い出してしまい、次の職場もそうだったら…と思うと不安で不安で自分から断りの連絡を入れてしまうことも多々ありました。
自業自得ですがそのせいでなかなかうまく転職先が決まらず、時間がたつにつれてやる気もなくなっていくのを感じていました。
サポートしてくれた両親に不安から八つ当たりしてしまったこともありますし、プレッシャーからしばらくハローワークに行かなかった時期もありました。
今の転職先に決めた理由
そんなある日何気なくネットで求人を見ていると、一つの情報が目にとまりました。
流し見をしていたんですが不思議とその情報から目が離せず、気になって詳細を見てみることにしたんです。
給料は前職の約三分の二程度でしたが説明文と社員の顔写真から会社の雰囲気が伝わってきて、すぐにここだ!と決めました。
ディーラーの受付事務で経験不問、福利厚生・交通費あり、制服あり「私たちと一緒に働いてみませんか?」という普通のキャッチコピーだったんですが面接をお願いする連絡も躊躇することなくすんなりできたのを覚えています。
退職してから4ヵ月と少し。
とにかくこれ以上無職の期間を延ばしてはいけないと焦っていた気持ちも後押しして面接に挑みました。
転職してよかったこと
ディーラーの受付ということもあって、制服の可愛さに毎日テンションが上がりました。
職場の雰囲気もとてもよく、個人プレーではなくチームプレーという感じでした。
お客様に連絡するのは主に営業の仕事で、受付事務の私の仕事は一般的な事務と来店されたお客様のご案内やお茶出し、清掃やお客様や業者からの電話をつなぐというもので本当にストレスなく続けることができました。
退社時刻も定時で上がることができ、マナー講習など会社負担で受けることができたので自分自身のレベルアップにもつながり、性格も明るくなってよく笑うようになりました。
給料は減りましたが仕事におけるストレスがなくなったことで転職前と比べ物にならないくらい毎日が充実していて、転職して本当に良かったと感じました。
転職を成功するためのアドバイス
もし今務めている職場がつらくて心に負担がかかりすぎてしまうのなら勇気をだして転職することをお勧めします。
私のように罪悪感で言い出せない人や上司や先輩が怖くて言い出ない人もいるかと思います。
それでも一番大事なのは自分自身です。
間違ってもある日突然音信不通になって無断欠勤してはいけません。
そんな無責任なことをすると後々自分に不利になってしまう可能性があるので自分を守るためにも勇気をもって相談してみてください。
退職した後、今まで悩んでいたことが馬鹿らしくなるくらい想像以上にスッキリすると思います!
そして気分が上がっているうちに失業保険の手続きや転職準備をしましょう。
無職の期間が長ければ長くなるほどやる気や元気がなくなってしまうのでなるべく短期間での転職をお勧めします。たくさん面接を受けて、ここだと思える会社が必ずあると思うので諦めないでくださいね。
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