27歳の金融窓口業務!一般職の女性が転職を成功させた方法と注意点!

転職を始めた当時の年齢

27歳

性別

女性

転職前の職業

金融窓口業務

転職を考えたきっかけ

新卒で大手の準金融機関に就職しました。
もともと金融系の仕事は目指していたわけでもなく、就活の過程で営業職は向いていないと思い、一般職に照準を合わせて就活し始めた頃、やっと内定をもらえた会社でした。

ずっと内定がもらえず焦っていましたし、一般職だから入社を決めましたが、実際に働き始めると営業の色が濃い仕事でした。

金融機関でありながら、生命保険の営業をしなくてはならず、毎日お子様連れのお客さまや、高齢で余裕資金の多い方に保険の勧誘をする日々が嫌でした。

そんな日々が4,5年続いたある日、他の店舗に勤務する1年下の後輩が会社を辞めたことを知り、焦りました。
また、自分はもう年齢も30に近く、このまま一生この嫌な仕事を続けるのかと思うと暗い気持ちになり、転職することにしました。

転職前に不安だったこと

学生時代、なかなか内定をもらえず、面接まで進んだ企業も数社しかなく就職活動に苦労したこと、他の学生は内定を2,3個もらう中、私は夏ごろにやっと1社内定がもらえただけだったこともあり、自分が他の仕事の適性があるように思えませんでした。

営業しろと強く言われる仕事でしたが、一般職で採用され金融機関の金融事務という仕事のため、残業は少なく休みもきちんと消化できる、待遇面はクリーンな仕事でした。

もしも転職活動を始めた場合、世間一般には働きやすいホワイト企業で辛さの少ない仕事というイメージがあるため、そこを辞めるということ自体、メンタルの弱さや考えの甘さを面接官に指摘されたり、きつい仕事はできないとみなされどんな会社も受からないのではないかと心配でした。

私はこうやって転職活動をしました

まずは転職サイトに登録しました。
会社を辞めようとはっきりと考えたのが3月頃で、その頃に転職サイト2つに登録しました。

4月には上司に6月いっぱいで辞めることを伝え、本格的に転職活動を始めたのは有給消化中の6月でした。
仕事がなくやることもないため、就活に集中できました。

一応ハローワークにも登録しましたが、主に転職サイトを使用し、最初の頃はただめぼしい仕事を眺めるだけでしたが、営業しない事務職と決めていたので、事務職でなるべく長時間勤務しない、土日もきちんと休める仕事を探しました。

とりあえず、経験のある保険関係の事務などに履歴書を送りましたが、保険関係の仕事はどこも書類すら通らず不安になり、会社の仕事内容などはほとんど考慮せず、条件がそろっていればいいと考えいろいろなジャンルの会社に応募しました。

ハローワークでも事務職は倍率が高いと聞き、片っ端から応募しました。

転職で最も苦労したこと

以前勤めていた会社では、保険に関する資格や金融で使う資格を多くとりましたが、それらは全く役に立ちませんでした。

加えて、事務といっても専門的な仕事だったため一般的に事務職に必要とされるエクセルやワードは全く使ったことがなく、強味になるスキルがほとんどゼロという状態でした。

そのため、履歴書に書ける資格もなく、自己PRにつかえる特技もなく絶望的でした。
そして何より、前の仕事がクリーンなイメージであり激務ではないため、労働時間が長い制作系の仕事や、福利厚生が手厚くない会社は書類も通らない状況でした。

面接に行っても、以前の待遇の良さを持ち出されることが多く、なぜ辞めたのかを疑問に思い追及されるという場面が多くありました。

今の転職先に決めた理由

今はIT系の会社の事務職をしています。
私が1番に考えたのは、休みがきちんともらえ、残業も少ないことでしたので、給料は二の次でした。

今の会社は休みと労働時間の短さを強調していたため受けました。
転職活動をする過程で、同じ事務職でも給料が高い仕事は当然社員の負担が大きく、労働時間が長かったり土曜日は出勤があったりする仕事が多いと感じたため、あえて給料は若干少ない会社を受けました。

最終面接まで残った会社は、今勤めているIT企業と、同じ時期に介護会社の事務を受けていましたが、介護会社の事務は土曜日に午前中出勤があったため、あまり面接自体頑張る気になれず、最終選考で落とされました。

今の会社は給料も安く小さい会社ですが、面接に行った際、興味をもって熱心に質問をしてくれたこともあり、社内の雰囲気も良かったため決めました。

転職してよかったこと

やはり、営業をしなくていい仕事は気が楽でいいと思いました。前は本当に会社に行くのが嫌で嫌でたまらなく、毎日憂鬱でした。

周囲の友人たちも、週末に会えば会社に行きたくないなどと漏らしていましたが、あまり深刻そうに見えませんでした。

今転職して初めて、自分に合っている仕事であれば、会社に行くのはさして憂鬱ではないのだと気づきました。
これまでオフィスに勤めるOLらしい仕事はしてこなかったため、ビジネスメールの送り方や名刺交換の作法すらきちんとできていなかったのですが、少しずつ身に着けていきました。

ITという専門的な分野なので慣れない環境で勉強が必要なことも多いですが、嫌だと思ったことがありません。
営業をするのに比べれば、どんなことも大したことなく感じられ、毎日辛さや苦労も感じずに仕事をしていて、自分でも驚いています。

転職を成功するためのアドバイス

就活で苦戦した方などは、自分のスキルに自信がなく、どこも受からないなどと落ち込むことがあると思います。

しかし、新卒で入社するのに比べ、転職活動は難しくありません。

今いる会社で得意だったことや、身に付いた知識など長所として売り込める部分はあると思います。
明確なスキルや資格を持っていなかったとしても、自分がどういう環境でどう頑張ってきたかということを正しく伝えられれば、自分に合った仕事に転職できると思います。

私の場合、特別やりたいことがあったわけでもなく、事務に役立つ資格なども持っていなかったのですが転職できました。

職種にもよりますが、事務のような仕事であれば、きちんと真面目に仕事ができるという姿勢を、具体的に示すことができればいいと思います。

ちなみに、私はリクルートエージェントで転職を成功させました。
好条件の求人がたくさん見つかります。


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